★若尾裕之の視点★
『人に好かれようと思わない』
久米宏さんは「みんなに嫌われたくないと
思うととてもつまらない人間になってしまう」
と言います。
ニュースステーションのキャスター時代、
6割の人に嫌われ4割の人に好感が持たれる
ぐらいのバランスが一番良いと考えていた
そうです。
嫌われる要素がないと、本当の意味で好かれ
ないと言えます。
「こんなこと言ったら、嫌われるかな」とか
「そんなことしたら、何と言われるだろうか」
などと気にして、自分らしさを出せないことが
あります。
しかし、結局、人間は最後は一人。
生きることは自分で自分をマネジメントする
ことです。
何か問題があったら自分が責任をとること
になるのですから、「人に嫌われてもいい」
と思い、自分の信じる道を歩むことです。
そのためには、ほんのちょっとの勇気を
持つことが大切です。