★若尾裕之の視点★
『コンプレックスを受け入れる』
必死で生きている人は、小さなコンプレックスを
気にしている余裕はありません。
逆に、恵まれた環境にいる人ほど、ちょっとした
ことが気になります。
たとえば、有名大学に入学したのに、他の兄弟より
偏差値の低い大学だったことを気にしている人が
います。
一流と言われる企業に就職したのに、同期社員と
自分の出世のスピードを比較して悩んでいる人が
います。
また、誰から見ても美人に見えるのに、本人は
気に入らない箇所があって、美容整形の手術を
繰り返す人がいます。
他人からは太ってみえないのに、無理なダイエット
を続ける人もいます。
本人にとっては大きな問題に思えることも大きな
目で見たらたいしたことではないということが
多いものです。
どんな人にも長所と短所があります。
得意なことも苦手なこともあります。
それが人間です。
短所は忘れ、長所に目をむけて、それを
をいかして生きていけばいいのです。
自分のコンプレックスを受け入れることは
勇気も必要です。
しかし、コンプレックスを受け入れて付き
合っていけたら毎日が楽しくなります。
そして、その積み重ねで人生が豊かに
なるのです。