★若尾裕之の視点★
『人生の最期をイメージして人生全体を考える』
聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんは…
先日105歳で亡くなりました。
日野原重明先生は著書「生きかた上手」の
なかで、「人間はこの世に生まれた日から、
死に向かって歩いている」と書かれて
います。
残念ながら人間の死亡率は100%。
早いか遅いかだけで、いつかは人生は
最期を迎えます。
しかし残念ながら、自分に人生の最期がある
ことを日々意識して生きている人はほとんど
いません。
人生の最期をイメージして人生全体を考える
ことは大変大事なことなのです。
いつかは人生の終わりが来るということを
前提にして生きることで一日一日が貴重であり
大切に使いたいと思えるはずです。
そして人生を豊かにし、本当にやりたいことを
見つけるきっかけになります。
人生の最期をイメージして、それを最終目標にして
逆算して生きることが出来たら、幸せな日々を
おくることが出来るはずです。
日野原先生からいろいろなことを学びました。
心より感謝しています。
そして、日野原先生のご冥福をお祈りいたします。