★若尾裕之の視点★
『相手の立場に立つ』
太宰治は「愛は最高の奉仕だ。みじんも、
自分の満足を思ってはいけない」と言って
います。
例えば、恋愛で言えば、相手が忙しくても
自分が寂しいからと会いたがったり、ついつい
自分の気持ちを優先させて相手を苦しめて
しまっていることがあります。
男女間だけでなく、自分以外の人に対する
「愛」は、相手の立場に立ち、相手のことを
思いやって行動できるかどうかで本当の愛か
どうかわかるものです。
そうすれば、その相手も思いやりを持つように
なり、結果として関係が良くなっていきます。
コミュニケーションでは、相手が理解してくれて
いるんだと思って話をしがちです。
ビジネスでは、コミュニケーション不足から
取り返しのつかない問題に発展することすら
あります。
相手の立場になって、十分すぎるぐらい配慮
して話をすべきです。
もし相手の反応が良くなければ、空気を読み
ながら会話を続ける必要があります。