『話すより聴く』
「私は話すのが苦手だから人と会うのがおっくう」とか
「僕は話しベタだからモテない」等という人がたくさん
います。
しかし、それは本当でしょうか?
実は話しベタだからこそ有利なこともあるのです。
ビジネスの世界では、お客様への営業や交渉、社内調整
の際には聴く力が大切です。
先にお客様の話を聴いてあげられたら、信頼関係が作れ、
相手のニーズがわかるので話が進めやすくなります。
自動車でも保険でも不動産でも業界を問わず、聴き上手
がトップセールスの共通点です。
逆に「自分は話すことが得意」だと思っている人には、
落とし穴があるのです。
自社の商品やサービスのことを自慢気に話すだけの
一方通行になり、お客様の心のシャッターが閉まって
しまうことがありがちです。
中には歩くカタログのようになっている営業マンさえ
います。
話す時間と聴く時間の比率はどれぐらいの割合が良い
でしょうか?
相手が8割・自分が2割。出来れば相手が9割・自分が
1割でも良いくらいです。
話すことは出来なくても聴くことは出来るはずです。
話しベタだからこそ、聴き上手になれるのです。
人生において聴くことは成功への第一歩です。